こんにちは、おうどんサウナ(oudon37)と申します。
このブログは
サウナ初心者のために、サウナに苦手意識がある方に楽しんで 体験してもらい、サウナによって少しでも生活が豊かになってほしいと思い記事を書いています。
今回はサウナの流れの最後外気浴のお話です。
サウナの入り方はサウナ室→水風呂→外気浴の流れです。 この外気浴って何。外気浴によって何が良いの?をお伝えします!
1 外気浴とは
外気浴ってあまり馴染みのない言葉ですよね。いまでこそサウナにより外気浴がしられるようになりましたが、それでも日常的に使う言葉では無いと思います。
まずは外気浴とは
外気浴とは健康のため戸外の空気に触れること。
です。「健康のため」との記載はまさにサウナに通ずると思います。
外気浴の効果としては日光を浴びることで幸せホルモンであるセロトニンが分泌されます。
セロトニンの分泌によりストレスの軽減が図れたりビタミンDが作られることで免疫機能の調整を図り感染症の予防にもつながっています。
私の職種は作業療法士です。仕事の内容は主に高齢者のリハビリをしているイメージを持たれる方が多いと思います。私は精神科病院に勤務しており入院中の患者様にリハビリとしてときにこの効果を味わってもらうことにおいて外気浴を行うことがあります。外気浴とは人として元気に過ごすためには必要な作業だと思っています。
サウナの流れとして最後の工程が外気浴です。これはまさに上記の効果が作用することにプラスして、サウナならではの「ととのう」感覚が味わえます。「ととのう」についてはまた後日詳しく記事にしますので、おたのしみに。
2 外気浴をおすすめする理由
まず一つ目は
外気浴を行うことで、ととのいが訪れる!
からです(当たり前なのですが)
皆さんは外気浴って行なったことがありますか? 私もサウナの流れを知るまでは、外気浴?なんでするの?時間の無駄だと思っていました。
しかし昔の自分に言ってあげたい「おまえはなんて勿体無いことをしたのだ!」と。
それくらい外気浴をするかしないかには、まさに「ととのえる」か「ととのえないか」だと思います。 サウナの流れでは、サウナ室→水風呂→外気浴が一般的です。この外気浴中にととのう事となるわけです。まさにととのう為には外気浴はマストです!
またもう一つの理由としては、
ととのえなくても気持ちが良い!
からです。
毎回、毎回、ととのいを感じとれるわけではないと私は思っています。時にはサウナーでもととのえない時があるのです。でも、別にととのえなくても外気浴をすることで気持ちよさは感じられます。気持ちよさの先にある感覚がととのう、とイメージでしてもらえればわかりやすいのかなと思います。
3 外気浴ってどうやるの? 意外と難しい
外気浴ってどう行うのか。ただ施設の外気浴スペースの椅子に座ってぼーとしているだけといえば簡単なのですが、ととのう為には少し工夫が必要だなと私は思っています。
まずは外気浴スペースがある、無いによっても変わってきます。
外気浴スペースがある施設の場合
外気浴スペースがある施設では、座る椅子にポイントがあります。椅子の種類は主に2種類だと思います。1つ目はインフィニティチェア、2つ目は普通の椅子通称ととのい椅子。
まずととのいやすさの優先順位として、椅子は
インフィニティチェアに座ること!
インフェイティチェアは、見ての通り仰向け様に座ることが可能です。仰向けになる事で血流が心臓に流れやすくなります。そのため体の負担も軽減しているので、ストレス無い姿勢のとなり、ととのいが訪れやすくなります。しかしなかなかこのような椅子が施設に無いので、普通のいす通称ととのい椅子に座ることが多いと思います。
またとのい椅子に座る時のコツとしては、
座った時には足底をなるべく地面につけない事と、背中や頭は壁に寄りかかる!
ととのい椅子に座るポイントとしては、できる範囲で地面に足底をつけないことをお勧めします。1番はあぐらが良いと思いますが、肘付きの椅子などは難しいと思うので。踵(かかと)を足底につけることで、足底の接地面積を減らす事が出来ます。
なぜ足底を地面につけない事が良いかというと、体の真ん中よりも足先や手先の方が感覚が冷たくなりやすいからです。血流の流れは体の末端のほうが行きにくいからです。足先が冷えてしまうと「ととのい」にくいからです。
施設によりますが、地面にすのこなど設置していたり工夫はされていれば大丈夫ですが、地面が冷たいと感じているならば座る姿勢の工夫や、椅子を動かせる施設であれば浴槽縁に足を置くことも良いと思います。是非試してみてください!
またもう一つのポイントは
壁前に椅子を置いて背中や頭は壁に寄りかかる!
壁前に椅子を置いて背中や頭に寄りかかることについては、頭や背中が壁にもたれていることで、分圧されることで体重が軽くなり、体の負担が軽減できるからです。
体の負担が軽減されることで、体内の血流がよりスムーズに行き渡るからです。
最後としては
外気の温度を意識する!
外気浴では体の感じる暑さや寒さを意識してもらいたいです。季節や昼夜などの時間や時刻によっても暖かかったり寒かったりが変化します。
サウナを始める前に一度外気浴スペースで外気の温度を確認して、その日の体調と外気の温度を確かめてからサウナのセットを行うことをお勧めします。そうすれば無理せずにととのいに近づけると思います。
外気浴スペースが無い施設の場合
浴槽縁に座ったり、洗い場の椅子に座ったり、脱衣室の休憩スペースで休憩する!
昨今のサウナブームで施設が混んでいて外気浴スペースに座ることが出来ない時にもこのポイントを覚えておいてください、
浴槽縁に座る場合は人が少なめの場所や壁に寄りかかれる場所をおすすめします。人の出入りやうるさい場所ではととのいが難しいかもしれません。
4 【番外編】ととのいを感じられなくても良い。なぜなら気持ちが良いから!
外気浴後にととのいが待っているのですが、なかなかととのわないこともあります。しかしそれでも良いと私は思っています。
最近読んだ本で水風呂を出てから2分程度でととのいが訪れるため、リミットが2分と提唱する加藤先生というサウナーのお医者様の書いた本にも書かれています。もしよかったらこちらも一読してもらえればと思います。おすすめです!!
しかし私は2分以上でととのい始めることもあり、一概に2分ではないと思っています。
椅子に座って脈の鼓動が少しずつ落ちつてきた頃がととのう時間と言われています。しかし気持ち良いままでととのう事が難しい時もあります。
それでも、日頃の疲れが癒されている感覚や自然との中で体が空気と一緒になる感覚はととのわなくても感じられて、やはり気持ちが良いと思います。気負いせずに外気浴を楽しんでほしいと思います。
いかがでしたか。今回はサウナで外気浴がおすすめな理由と外気浴のコツや方法をお伝えしました。
外気浴の方法は施設によって様々ですので、マイホームサウナを見つけて試行錯誤してもらえればと思います。
では、最後まで読んで頂き感謝(驚)です!!