サウナでスマートウォッチを使うなら、
外気浴のためだけに使え 🧖♂️⌚
スマートウォッチはサウナ室で時計を見るためではなく、
外気浴中のデータを記録するために使うものです。
必要です。ただし、使い方を間違えている人がほとんどだと思っています。

📊 「ととのい」を数値で再現できるようになる、それだけのために使う
サウナ室の中でチラチラ時計を見る、という話ではありません。
スマートウォッチが本当に活きるのは外気浴のときです。あのふわっとした感覚を数値で記録して、次回以降に再現できるようにする。それだけのために使います。
データがなければ、なぜ今日ととのったのか、何分がベストだったのかは永遠にわからないままです。
🧠 「ととのい」って、要するに何が起きているのか
うつなどの精神疾患患者のリハビリを支援する作業療法士という仕事柄、身体の反応を数値で見る機会が多いのですが、「ととのい」はただの気持ちよさではありません。
以前、精神科病院の患者さんにテントサウナを提供したことがあって、そのとき表情や動作、会話の変化を間近で見ていました。サウナ後に明らかに表情が柔らかくなる、声のトーンが変わる。数値では見えない部分も含めて、「ととのい」が体に与える影響は本物だと確信しています。
流れはこうです
- 🔥 サウナ室 → 心拍数が上がり、交感神経が優位に
- 💧 水風呂 → ドンと落ちて、神経の切り替えが起こる
- 🌿 外気浴 → 副交感神経が優位になり、あの独特の浮遊感が来る
心拍数の目安
| タイミング | 心拍数 |
|---|---|
| 入室前 | 60〜70 bpm |
| サウナ後 | 100〜130 bpm |
| 外気浴後 | 50〜60 bpm |
この「落差の深さ」がととのいの鍵です。重要なのは数字そのものより、自分のベスト値を把握すること。
🏕️ 今回の検証場所:
グランピング&テルマー湯 東松山滑川店
実際に3セット計測した場所を先に紹介しておきます。
埼玉県比企郡滑川町にある「グランピング&テルマー湯 東松山滑川店」は、日帰り温浴とグランピング宿泊を組み合わせた複合施設。関越道の東松山ICから車で約5分というアクセスの良さもあって、群馬方面からも行きやすい。
🔥 サウナ
フィンランド製の「ikiストーブ」を使用、温度は94〜95℃帯。スタッフによる手動ロウリュが曜日ごとのスケジュールで開催されています。
17:00 / 19:00 / 20:00
計3回
15:00〜21:00
計6回
仕事帰りでも狙いやすい設定です。訪問時はロウリュの香りが時間帯で変わっていて、19:00はペパーミント、20:00はレモングラス&ジンジャーと意外と凝っていました。スケジュールや香りは時期によって変わる場合があるので、公式サイトで事前確認を推奨します。
💧 水風呂
地下1,700mから湧き出る天然温泉の源泉水を使用。埼玉県初の天然温泉水風呂です。泉質は塩化物泉、水温は16℃前後。実際に入ってみると舐めると塩気のある温泉特有の味がして、普通の水とは明らかに違う肌当たりがあります。「なんか違うな」と感じた感覚には、ちゃんと理由がありました。
🌿 外気浴
露天エリアに出るタイプで、空が広く開放的。インフィニティチェアやガーデンベッドも複数あって、外気浴難民になりにくいのが個人的にポイント高い。この環境があったからこそ、3セット目で自分のベスト値が出たのだと思っています。
📍 施設情報(参考)
- 所在地
- 埼玉県比企郡滑川町羽尾2178
- アクセス
- 関越道「東松山IC」より約5分 / 東武東上線「森林公園駅」北口から徒歩約20分
- 営業時間
- 10:00〜22:00(変更の場合あり、公式サイトでご確認を)
📈 実際に計測してみた:3セットの記録
百聞は一見にしかずなので、自分で検証しました。
| セット | 入室前 | サウナ後 | 外気浴後 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1セット目 | 68 bpm | 118 bpm | 62 bpm | 体がまだ慣れていない。ふわっと感は薄め |
| 2セット目 | 62 bpm | 122 bpm | 57 bpm | 体温が上がりきったのか、切り替えがスムーズに |
| 3セット目 ✨ | 57 bpm | 128 bpm | 52 bpm | 外気浴中のふわっと感と数値が完全に一致 |
3セット目の52bpmが自分の”ととのい値”です。
ただ、「52bpmが正解」という話ではありません。これはあくまで私の値。大事なのは自分のベストがどこにあるかを知ること。それがわかると、意図的に再現できるようになります。ここが、データを取る本当の意味だと思っています。
✅ サウナでスマートウォッチを使う、正しい3ステップ
スマートウォッチの使いどころは3段階で考えると整理しやすいです。
サウナ室はタオルを巻いて装着 🧣
タオルを時計に巻くことで、サウナ室の直射熱が直接本体に当たるのを防げます。センサー部分(手首側)は肌に密着させたまま、文字盤側をタオルで覆うイメージです。
水風呂はそのままでOK 💧
5ATM防水であれば水風呂はそのまま入れます。水風呂直後の心拍の落ち方も記録できるので、外しません。
外気浴がデータ取得のメイン 🌿
ととのいの数値が出るのはここです。外気浴中の心拍の変化をしっかり記録することが、スマートウォッチを使う本来の目的です。
💰「じゃあ実際に何を買えばいいの?」
という話をします
選び方はシンプル。この3点だけ見れば十分です。
- 防水5ATM以上
- リアルタイム心拍計測
- バッテリー14日以上
❌ 避けるべき2択
激安バンド / Apple Watch
激安は心拍がブレて使い物にならないことが多く、Apple Watchはバッテリーが1〜2日で切れるのでデータが続きません。どちらも「データを取る」という目的には向いていません。
🎯 まとめ:ととのいを「再現できる」ようになると、サウナが変わる
サウナは感覚だけで十分楽しめます。
スマートウォッチがなくても、ととのうことはできます。
ただ、「なぜ今日はととのったのか」「次も同じ感覚を出せるか」まで考えはじめたとき、
データの有無は大きな差になります。
感覚を言語化して再現性を高める、という発想は、うつなどの精神疾患患者のリハビリを支援する作業療法士の仕事でも普段からやっていることです。サウナでも同じことができると気づいてから、セッションの質が変わりました。

